関連ソフト Excel 2013/2016/2019/2021/365
シリアル値とは、日付や時刻を計算できるように数値で表した値のことです。
Excelでは、日付や時刻を入力して計算などもできるため会社の勤怠管理や給与計算などにも応用されていますが、内部的なデータとしてはすべてこのシリアル値で管理されています。
そのシリアル値をExcelの「表示形式」で見た目上は日付や時刻として表示させているといった仕組みになっています。
目次
シリアル値の例
日付のシリアル値
日付 | シリアル値 |
---|---|
1900年1月1日 | 1 |
1900年1月5日 | 5 |
1901年5月14日 | 500 |
2016年1月1日 | 42370 |
時刻のシリアル値
時刻 | シリアル値 |
---|---|
0時00分00秒 | 0 |
6時00分00秒 | 0.25 |
12時00分00秒 | 0.5 |
24時00分00秒 | 1 |
日付・時刻の計算例
シリアル値を理解しておくと、簡単に日付や時刻を含めた計算が行えます。
B2-C2 = 2016/07/11-2016/07/01 = 42562-42552 = 10
上記の画像は2行目が表示形式を「日付」にした場合です。
対して3行目が表示形式を「標準」にした場合です。
どちらもデータとしては同じものが入っており、表示形式の違いで日付とシリアル値に分かれているだけですので、D列には同じ計算結果が表示されています。
関連する関数
- DATE 関数:年、月、日の数値をシリアル値に変換する関数
- YEAR 関数/MONTH 関数/DAY 関数:シリアル値から 年 月 日 部分を求める関数
- TODAY 関数/NOW 関数:本日日付、時間のシリアル値を求める関数